車上生活者が小屋暮らし、Bライフを目指すブログ

車上生活も3年目。車上生活から小屋暮らしを目指します。

車中泊、車上生活者の住所、住民票問題

自由、気ままな車上生活。全国どこでも「日本」が僕の住所なのだ!!

そう言いたいが法律がそれを許してくれない。

確かに車上生活で日々を過ごすことは可能だ。しかし現段階では、車自体を「居住地」つまり住所にすることは、日本の法律上で認められていない。
では、特定の居住地を持たない車上生活者が住所を使用する場合にはどうすればいいのか。

① 親戚や実家、親しい友人などの住んでいる場所を住所として使用。
② 格安の賃貸を住所として使用。

現実的にはこれしか方法がない。僕の場合は①の実家を住所とさせてもらっている。

車上生活でも各種書類などの諸手続きのために、法律上の居住地は必要となる。例えば車検や免許の更新時、健康保険や年金など行政が関わる手続がそれだ。

また、車上生活で正式な住む場所がないと、郵便物が受け取れないなどの問題もある。
その際は、親戚や家族の居住地を使用するか、郵便局留にすれば受け取りが可能だ。宅配便、ネットショッピングなどの場合は、各運送会社のセンター受け取りやコンビニ配送を利用るすることができる。

 

車上生活は「モーターホーム」として世界でも利用されている。
しかしそれで暮らしをするのは、日本ではまだ正式に認められていない。
現実は「住所不定」と判断されるので、書類手続きなどの際には実家など仮の住所を記入しか方法がない。
車上生活を知らない方達にとっては未知の世界なので、理解に欠けるかもしれない。
しかし、そもそも建築物としての家だけが本当に「家」と呼べるのだろうか。車やテントでも小屋でもそこで「生活」していれば「家」だと思う。
食べていけるだけの金があり、それなりの暮らしもできて、かつ法律違反や周りへの迷惑をかけなければ、どこに住もうとそれは自由のはずだ。
海外のアメリカなどでは、周りがどう見るかより、自分がどう生きたいかの自己主張と個を大切にしていると思う。なので、違う生き方を否定すること少ないように思える。
これから車上生活や小屋暮らしなど、多様で新しい生き方を模索できるよう、より過ごしやすい環境や法の整備を期待したい。